どこに就職するべきなのか
今回は、就活について。私も大学3年ということで、来年は就活生である。しかし、私を含め多くの学生は就職に不安を感じていることだろう。
「新卒の離職率は大学卒で3割を超えている。」
ということを最近知った。因みに、中卒は7割、高卒は5割ほどだったと覚えている。
やっとの思いで就職を勝ち取ったのもつかの間、多くの若者が離職という道を選んでいるのである。これは、実際に仕事をしてみたら思っていたのと違ったということだろう。
自分に合った就職先を見つけるのはとてもむずかしい。これは今にわかったことではない。にも関わらず、一向に改善しないのは何故なのか。
考えてみてもなかなか答えが見えてこない。そこで考え方を変えてみた。そもそも、私達の認識が間違っているのではないか。「離職率が3割を超えている。」ことは悪だと私たちはおそらく認識している。しかし、それは悪ではないのではないだろうか。
「離職率が3割を超えている」これが自然体なのではないか。これが健全なのではないか。
まぁ、当然といえば当然で、本当に自分のやりたいことを見つけられる人なんてなかなかいない。5・60代の大人だって今だにわからないという人も多いはず。それなのに、20年足らずしかまだ生きていない学生に自分に合った最適な仕事を見つけるというのはいくらなんでも無茶な話である。
だから、「離職率が3割を超えている」というのは至極当然の結果である。実際、3割を超えているというのは今に始まったことではないらしい。だいぶ以前から、新卒の離職率は3割近くあったという。
だとすると、間違っていたのは、私達の就職・働くということに対する認識そして、その誤った認識にもとづいて築かれた就活制度である。
一度就職したらずっとその会社で働くという固定観念は早急に取っ払って、「去るもの追わず、来るもの拒まず」精神で、もっと自由に企業や組織のコミュニティを行き来できる(もしくは掛け持ちできる)環境整備が必要なのではないか。
因みに、これは結婚という固定観念にも当てはまることではないだろうか。とかふと思ったりした。
今日はここまで!